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9月, 2022の投稿を表示しています

ボドゲカフェ特有の「相席」文化について物申す

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今回の内容は、全てのボドゲカフェにおいて問題になりうるもので、店長・経営者が何を思っているのかを一般に知ってもらうことが大事と考え、無料で公開します。 共感していただけた方は、ぜひ拡散をお願いします。 なお本件は、完全に私個人の思想に基づくものであり、他のボドゲカフェ経営者の方々から意見を集めるなどしたものではないことを、まず申し上げます。 多様なご意見もあろうかと思いますが、本件に関し公開で議論をするつもりはありません。ぜひ同様のブログ記事等をお書きになり、世間に問う形で公表される方が、世の中のためになるかと思います。   そもそも「相席」ってなんだっけ? およそ一般人が思い浮かべるのは、以下の2つ。 1つは、ランチで混み合う飲食店で、テーブルで1人で食べてる時に、店員さんから「相席よろしいですか?」と聞かれて、了承したら別の1人客が同じテーブルに着席すること。 もう1つは、いわゆる相席居酒屋。見知らぬ人たち(大抵は男女)が、店員の案内により同じテーブルに案内されて、酒席を一緒に過ごす、というもの。風俗営業まであと一歩! ボドゲカフェでの相席とは? お店にふらっと遊びに来た客(性別問わず)が、たまたま居合わせた他の客と、同じボードゲームを遊ぶこと。人数合わせが目的であるケースが多い。 お店が主催するイベントに参加するケースもあれば、相席目的で野良で(ふらっと)遊びに行くケースもある。 これは、上で述べたもののどちらとも本質的に異なるので、 ボドゲ関係ない人からしたらかなり異文化な行為である ことは、覚えておくべきだと思うのです。 特に相席居酒屋の方を強く意識する人が、ボドゲカフェの相席と聞いたら、いかがわしい何かだと連想するのは、想像に難くないです。   なぜ問題が起こりやすいのか 一般的に、見知らぬ2人が出会って一緒に遊ぶ場合、間には共通の知人友人がいるはず。 (オープンな婚活イベントなどはもちろん除きますが、その場合は直接連絡禁止だったり、主催がいます)   その場合、アプローチより前に、まずはお相手の事前調査しますよね?それとなく友人に探りを入れるなど。あるいは別の機会を設けて紹介してもらうなど。 ところが、ボドゲカフェで相席で遊ぶ場合

営業編:ボドゲカフェでよく稼働するボドゲは?

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もう10月だというのに、まだ夏晴れが続く東京。いかがお過ごしでしょうか。あちぃぃ。。。 この記事で6本目となります。語りたいことはまだまだたくさんあるので、どんどん積んでいこうと思います。   さて、今日のお題は、 ボードゲームカフェ・営業編   > 所蔵ボードゲーム     > よく稼働するボドゲは?   です!ボードゲームカフェをやってる人も、よく行く人も、これから開こうという人も、みーんな興味津々なのは知ってますよ?? 今日語るのは、あくまでよく動く、よく遊ばれるボドゲであって、私の好みとか推しとかとは関係なく、単によく遊ばれるものです。そのあたり予めご理解ください。 この続きはcodocで購読

開業準備編:ボドゲカフェの立地・物件の目指すべき条件

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  本日のテーマは、開業準備編から、ボドゲカフェの立地や条件についてです。 飲食店の例にならって基本のキから始まり、法的な条件はもちろんのこと、好ましい条件や、実際に借りるために駆け回った時に起こったトラブルなんかも、可能な範囲でぜ~んぶオープンにしてしまいましょう。 なお、私は行政書士ホルダーですし、元々は司法試験を受けるためにがんばっていた身です。 お店の保健所への届け出も自力でやりました。法的側面はバッチリですよ! この続きはcodocで購読

ボードゲームと婚活・恋活・合コンetc...について

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前回の記事で 、ボードゲームを遊ぶ層には2種類あることを書いたあと、なんとなくTwitterを眺めていたら、ボドゲ婚活の話を見ました。 ボードゲームで合コン、ボドゲ婚活。 何度か話題に上りますよね。みんな気になってる。   ボドゲカフェ経営者の目線で、思うところをかるーく述べておこうかと思います。   なお、今日は有料部分は2本仕立てになります。   ボドゲ婚活を主催する方(街コン主催者とか、合コン開催する人とか)&受け入れる側(ボドゲカフェ・スペース)向け ボドゲ婚活に参加する男女向け   ご自身の立場などに応じて、お好きな記事をご覧くださいませ。 ----- この続きはcodocで購読 ----- この続きはcodocで購読

ボードゲームカフェの客層:世の中には2種類のボードゲーマーがいる

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リクエストもありましたので、今日はこっちを語りましょう。 ビジネスモデル編    > 客層の章     > 第1回  世の中には2種類のボードゲーマーがいる から、始めましょう。これも、皆さん興味津々なはず。   ボードゲームカフェを営業していると、一緒に遊んでいた身内以外の方にボドゲの接客をしますし、一緒にゲームすることもあります。 そんな中で体験的に理解した、客層の特徴についてお話ししましょう。 まず、大雑把に分けて、ボードゲーマーには 2種類 います。それぞれは全く異なる事情で、ボードゲームを遊びます。両者は、基本的には別個のグループで、あんまり混ざりません。   この続きはcodocで購読

インスト論序論:お金をもらってインストするということ

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自分が書きたいところから、気が向いたところから、少しずつ書いていくのです。順番は気にしなーい。 今日書きたいのは、インスト論(ルール説明のやり方)だったので。   はじめに 序論です。論文でいうところの「論文全体を概観した内容を述べ、本論及び結論への勢いをつける」章です。ただの前置きではありません。日本語で言うところの「さわり」です。   お店を始める前は、何も考えることなく、目の前のボードゲームが遊べればそれでよかった。 相手は、基本的に友達、あるいは友達の友達くらい。多少のミスや説明忘れは笑って許せる。遊んでるその場が楽しければそれでよい。   だが、ボードゲームの専門店を開業したら、インストすることでお金をもらう者、インストすることを職業とする者。a player as a professional. この続きはcodocで購読

ボドゲカフェってぶっちゃけ儲かるの?第1回 飲食業の鉄則・客単価×席数×回転数

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このブログを読みに来ている人が一番知りたいのって、まぁこれですよねw そんなわけで、 ビジネスモデル編    > 利益計算の章     > ボドゲカフェってぶっちゃけ儲かるの?       > 第1回 飲食業の鉄則・客単価×席数×回転数 から、始めましょう。   お店を開業したいってひとなら、まずは利益モデルを計算してみるところから始めるのは、どんな業種だって同じでしょう。 もちろん私も、天岩庵始める前は、↑の計算式を使って計算しました。 ちなみに、数字・算数が苦手、とか言ってる人は、直ちに開業の検討をやめましょう(笑) 経営は、常に数字との正面衝突。   この続きはcodocで購読