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超現実路線ボドゲカフェビジネスモデル論1:普通のお店になろう

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最近関係者界隈を「ざわ・・・ ざわ・・・」させている氷鏡さんです。こんにちは。(よくわからない方はスルー) 久しぶりに連載企画を思いつき、メモを書き溜めておりまして、一つ形にできそうなのでここらで開放!書いていきたいと思います。その名も、 「超現実路線ボドゲカフェビジネスモデル論」 です。読んだ通りですが、ボドゲカフェに夢を見ず現実を見て、極めて現実的にボドゲカフェを経営しようと思ったら、どうあるべきか?というのを私の経験値に即して書き記しておこうかと思います。 (趣味で店やりたいんだ!って方はどーぞ無視で) これから開業したい人必見!とまでは言いませんが、誰かの参考になれば幸いです。 なお、全部で3回くらいを予定しております。 この続きはcodocで購読

TCGでお金をかけるべきものがカードだけだと思っていないか!?

最近、「一番面白いボードゲームは?」と聞かれたら、「マジックザギャザリングです!」と答える氷鏡さんです(半分ジョークだが、半分は本気。一番のめり込んでいる趣味だと思う MtG、ほかTCGは楽しい!カードにこだわり、高額カードを集め、強いデッキを組み、勝ちにこだわる。それは楽しいことだ。 だがしかし、TCGはカードとプレイ技術があれば勝てるわけではない。そのことを忘れてはいないだろうか?というのが今日のお題。 早速始めましょう。 ひとつ。相手が必要 お友達は売ってません!買えません! 自分一人だけでは壁打ち、一人まわししかできないので、勝てません。 相手にお金をかけるってどういうこと?一言で言えば 「相手を不快にさせないように自分を磨く」 ってことだと思います。 衣服の清潔感、体臭、マナーや言葉遣い、カード(自分のも、相手のも)を丁寧に扱う、などなど。 ひとつ。場所が必要 相手がいても、遊べる場所がないと勝てない。誰かの家とか、プレイスペースとか、場所は様々。しかしどれも誰かが管理してくれているから遊べる! 騒ぎすぎたり、禁止なのに金銭トレードするなど、下手なことするとTCG禁止になったりもありえます。 せっかく買った高額カードを、床に置いて遊ぶとか許せます???よくある「カドショのプレイスペース」って、テーブルも椅子も狭いし通路もよくぶつかるし、盗難被害も聞いたりするし、そんなところで高額カード持っていって安心できますか??? 最近は、天岩庵みたいに、ボードゲームスペースなのにTCGできるところがあったりするので、そういうところに遊びにいってお金を落とすこともできます。 ひとつ。自分自身が必要 これ忘れがちだけどとても重要。遊ぶのは誰ですか、そう、自分です! プレイヤーは健康でなくては勝てない!風邪ひいて遊びに行けるわけがないのはわかりやすいですが、年齢を重ねると足腰が弱って遊びにいけなくなるとか。そういうこともあります。 日頃から健康的な食生活を。カードに全力でお給料突っ込んでカップ麺ばかりとか、若いうちだけですよそれできるの。。。足腰鍛えておくのも大事。 どれかひとつでも欠けると遊べない。ので、カード以外にも「きちんとお金をかけて」ほしいなって。逆にカードにしかお金をかけない大人って、みなさんどう思いますか?っていう話。

営業編:天岩庵、マジック・ザ・ギャザリングあるんだけど。

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今日は、ボドゲカフェがMagic : the Gathering(マジック・ザ・ギャザリング)を取り扱うとどうなるのか、についてしっかりと書いてみました。 とはいえ、マジックザギャザリングって何?公認店ってなんなの?というところがわからない人の方が多数だと思うので、基本的なことから書いておくべきだな、と思いまして、じっくり書きました。 マジック・ザ・ギャザリングって何? 世界最古のTCG(トレーディングカードゲーム)であり、2023年で30周年となる、とても古い歴史を持つカードゲームです。 ポケモンカードも遊戯王も、起源を辿ればここに至ります。そのぐらいすごいゲーム。なのに、今でもプレイ人口が右肩上がりに増えていると言われています。 数年前、デジタルでも気軽に遊べるように、『MTG アリーナ』というデジタルゲームが出来上がりました。基本プレイ無料で、チュートリアルが終わるとデッキが一気に10個以上もらえます。 アリーナだけでしか実現されていないカードがあったりするので、紙のマジックとデジタルのマジックは、ルールは同じでも別のゲームと言えるかもしれません。 M:tGの公認店とは? 正確には、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト(WotC)公認店。WotC社取扱商品について、公認店しか開催できない特別なイベントを開催したり、そのイベントでは特別なプロモカードを配布できたり、各種製品を通常販売日より先行して販売する権利を得たりします。 費用は、完全に無料。プロモをもらっているのに、会費的なものを払ったことはありません。通常店舗にはランクがあって、通常ストアとプレミアムストアの区別がありますが、当店は通常。一定の成果を収めると、プレミアムになれます。 ちなみに、公認店で遊ぶともらえるプロモパックや製品の中に、上記MTGアリーナでカードがもらえるコードが入っています。公認店で遊ぶと、デジタルのデッキも潤うようになっています。素晴らしい! 最近、マジックだけじゃなく、ダンジョンズ&ドラゴンズ(D&D)についても扱うことができるようになりました。日本での版権?がホビージャパンからWotCに戻ったようなので。Learn-to-Playっていう初心者向けイベントやってます!(おかげでD...

営業編:ボドゲプレイヤーは何を飲むのか

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最近の口癖が「宇宙に引きこもりたい」になっている氷鏡さんです(Starfield発売まであと2週間弱 発売されてしまったら、もう色々そっちのけで遊び呆ける予定なので、今のうちに仕事とかブログとか書き溜めておこうとか思ってます!!! 接客業に夏休みなんて無いんだから、代わりに休んだっていいでしょ? さて、本日のネタは、ドリンクです。お店でボドゲ遊ぶ人たちが何を飲むのかについて、実体験をまとめておこうと思います。 といっても、これまでの記事を読んでいただいている皆さんなら、ここの内容の1/3くらいはすでに記事の端々で読んだことがある内容になるんじゃないかと思います。改めて、ドリンクに絞って見直すのも、また必要なことかと。 どんなメニューが注文されて、逆に注文されないものも、明らかにします!全部実体験です。ご期待ください。 この続きはcodocで購読

営業編・番外:ボドゲカフェ経営者の意外なジレンマ

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台風が来るから、と言って引きこもり支度を整えたものの、台風上陸中でも東京は普通に雨・・・でもなく大体曇り、端切れ雲から雨が降る、みたいな天気でした。昨日なんて夕方にスーパーに買い出ししたし。 身の回りには何事もなくてホッと一息。台風のせいで被害が出た地域や方々、この後のご無事をお祈りします。 さて、今日の内容は、 前回 の延長です。前回の記事を書き終わった後にふと思ったことを書き留めておきます。 ズバリ、ボドゲカフェ経営者にしか起こらないジレンマ、です。 ご新規さんを大切に お店にご新規さん(Aさん)が来たとします。 その方はボドゲの経験があんまりなくて、色々遊んでみたい!とご来店。なので、ノリノリでいろんなボードゲームを教えていきました。とっても楽しい(教える側も、教わる側も)時期ですね。 この続きはcodocで購読

ビジネスモデル編:ボドゲカフェ最大の商売敵とは

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台風が2個、日本列島に接近して大嵐となった今年の8月、いかがお過ごしでしょうか。 関東に関しては、コミケの土日に台風直撃しないで済みました。よかったよかった。 ともかく週明けがやばい見込みですが、まぁ落ち着いてコロッケ買いに行くか(もはや死語 さて、今日の記事は、ボドゲカフェ・ビジネスモデル客層編、商売敵についてです。 総論的に言えば ボドゲカフェは余暇ビジネス、つまりみなさんに遊ぶ時間と場所を提供する業務です。 ひろーく見れば、「遊びに行こうぜ!」と言って出かける先すべてが商売敵になるわけです。 その中でも、あまり遠距離にはならないもの、要は旅行とは区別できるもの、ふらっと日帰りで遊べるものが、主な競合です。 具体的には、カラオケ、スポーツ(観戦も、実践?も)、ゲームセンター、ダーツ、ボウリング、美術館・博物館、などなど。 ですが、今日語りたい内容は、それらじゃないんですよ。 この続きはcodocで購読

営業編:主催イベントを毎週開催するってどうなんですか?

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今日は7月の3連休最後の日、海の日です。我々接客業にとって、3連休は休みではありません。 お店の方も、ちまちま改善を繰り返している7月、少しではあるが何か成果が出ている気がするの。今度記事にするかも。     さて、今日のネタ。お店でイベントを開催すること、特に店舗オリジナルのイベントを立てることの是非について。   天岩庵は、開業当初から毎週土日は欠かさず何かしらのイベントを立ててきました。 元々、「俺が厳選した面白いボドゲを遊べぇぇぇぇぇ!!!!」を軸に、それを天岩庵のブランドとして確立したいと思っていました。なので。 私の推しゲーは、古いゲームでも何度も推していくスタイル。一番は今でも変わらず「グランドフロア」、定番ゲームだと「ドミニオン」。お店を開いてから推しになったのは「ガイアプロジェクト」。近頃面白いのは、「リバイブ」。   この続きはcodocで購読

営業編:接客のコツ・ゲーマーのお客様

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3月が中旬からすげー忙しーい! お店に物販用特大棚を迎え入れて、自宅にも家具の配送があり、お店に新人スタッフが初勤務で、美容院に行き、家族で焼肉に行ったり花見に行ったり、ライザ3が発売されたり! 毎日毎日やるべきことやりたいこと()盛りだくさんで、ブログ書く時間をなかなか作れませんでしたね。 今日は気合いで時間を作って書きます。接客のコツ・ゲーマー編です。 接客のコツの章では、 前回は「初心者・未経験者のお客様向け」 で書きました。 今回はボードゲームに深く親しむ方々との接客についてです。インスト論とは別ですので、それはまた別の記事でお楽しみください。 この続きはcodocで購読

ボードゲームカフェの客層:お客さんの性別・男女で差はありますか?

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今年の正月、特にやることものもなく、ポケモンsvは(氷鏡さんガチ勢ではないので)やるべきことは大体クリアしちゃったし、じゃあここで記事書くのがいいね!と逆にテンション上がった(?)ので、書いています。 さて、今回書きますのは、   ビジネスモデル編    > 客層の章     > 第2回  お客さんの性別・男女で差はありますか? です。客層を語るのは久しぶりです。前回の客層の章 「世の中には2種類のボードゲーマーがいる」はこちら。 性別による差、気になりますよね。飲食店ビジネスでの常識は「女性にウケる店は儲かる」です。 ボドゲカフェも、基本的には、女性にウケる店づくりをするべきだとは思うんです。ただ、実際に来てくれる客層にウケる店にしないと、そもそも女性すら来ない、なんてことも。 まずは、実際のボドゲカフェはどんな客層になっているのか、見ておくのが大事です。 この続きはcodocで購読

ボドゲカフェ営業編:接客のコツ・初心者・未経験者のお客様

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一気に寒くなってきた東京。この記事を書くためにキーボードを打ってる指も、だいぶ冷えてます。キンキンです。 そろそろ、リアルな数字を使った東京でのボドゲカフェ損益試算の記事も書きたいと思っています。が、ゲムマ直前なのでちょっと暇なし。 ゲムマ終わったら、気合い入れてガチっと書きますんで!ご期待ください。   さて、本日の内容は、接客のコツ。パターンとしては2つあって、初心者・未経験者向けのものと、コアなゲーマー向けのもの。本日は前者を。 この続きはcodocで購読

ボドゲカフェ特有の「相席」文化について物申す

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今回の内容は、全てのボドゲカフェにおいて問題になりうるもので、店長・経営者が何を思っているのかを一般に知ってもらうことが大事と考え、無料で公開します。 共感していただけた方は、ぜひ拡散をお願いします。 なお本件は、完全に私個人の思想に基づくものであり、他のボドゲカフェ経営者の方々から意見を集めるなどしたものではないことを、まず申し上げます。 多様なご意見もあろうかと思いますが、本件に関し公開で議論をするつもりはありません。ぜひ同様のブログ記事等をお書きになり、世間に問う形で公表される方が、世の中のためになるかと思います。   そもそも「相席」ってなんだっけ? およそ一般人が思い浮かべるのは、以下の2つ。 1つは、ランチで混み合う飲食店で、テーブルで1人で食べてる時に、店員さんから「相席よろしいですか?」と聞かれて、了承したら別の1人客が同じテーブルに着席すること。 もう1つは、いわゆる相席居酒屋。見知らぬ人たち(大抵は男女)が、店員の案内により同じテーブルに案内されて、酒席を一緒に過ごす、というもの。風俗営業まであと一歩! ボドゲカフェでの相席とは? お店にふらっと遊びに来た客(性別問わず)が、たまたま居合わせた他の客と、同じボードゲームを遊ぶこと。人数合わせが目的であるケースが多い。 お店が主催するイベントに参加するケースもあれば、相席目的で野良で(ふらっと)遊びに行くケースもある。 これは、上で述べたもののどちらとも本質的に異なるので、 ボドゲ関係ない人からしたらかなり異文化な行為である ことは、覚えておくべきだと思うのです。 特に相席居酒屋の方を強く意識する人が、ボドゲカフェの相席と聞いたら、いかがわしい何かだと連想するのは、想像に難くないです。   なぜ問題が起こりやすいのか 一般的に、見知らぬ2人が出会って一緒に遊ぶ場合、間には共通の知人友人がいるはず。 (オープンな婚活イベントなどはもちろん除きますが、その場合は直接連絡禁止だったり、主催がいます)   その場合、アプローチより前に、まずはお相手の事前調査しますよね?それとなく友人に探りを入れるなど。あるいは別の機会を設けて紹介してもらうなど。 ところが、...

営業編:ボドゲカフェでよく稼働するボドゲは?

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もう10月だというのに、まだ夏晴れが続く東京。いかがお過ごしでしょうか。あちぃぃ。。。 この記事で6本目となります。語りたいことはまだまだたくさんあるので、どんどん積んでいこうと思います。   さて、今日のお題は、 ボードゲームカフェ・営業編   > 所蔵ボードゲーム     > よく稼働するボドゲは?   です!ボードゲームカフェをやってる人も、よく行く人も、これから開こうという人も、みーんな興味津々なのは知ってますよ?? 今日語るのは、あくまでよく動く、よく遊ばれるボドゲであって、私の好みとか推しとかとは関係なく、単によく遊ばれるものです。そのあたり予めご理解ください。 この続きはcodocで購読

ボードゲームと婚活・恋活・合コンetc...について

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前回の記事で 、ボードゲームを遊ぶ層には2種類あることを書いたあと、なんとなくTwitterを眺めていたら、ボドゲ婚活の話を見ました。 ボードゲームで合コン、ボドゲ婚活。 何度か話題に上りますよね。みんな気になってる。   ボドゲカフェ経営者の目線で、思うところをかるーく述べておこうかと思います。   なお、今日は有料部分は2本仕立てになります。   ボドゲ婚活を主催する方(街コン主催者とか、合コン開催する人とか)&受け入れる側(ボドゲカフェ・スペース)向け ボドゲ婚活に参加する男女向け   ご自身の立場などに応じて、お好きな記事をご覧くださいませ。 ----- この続きはcodocで購読 ----- この続きはcodocで購読

ボードゲームカフェの客層:世の中には2種類のボードゲーマーがいる

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リクエストもありましたので、今日はこっちを語りましょう。 ビジネスモデル編    > 客層の章     > 第1回  世の中には2種類のボードゲーマーがいる から、始めましょう。これも、皆さん興味津々なはず。   ボードゲームカフェを営業していると、一緒に遊んでいた身内以外の方にボドゲの接客をしますし、一緒にゲームすることもあります。 そんな中で体験的に理解した、客層の特徴についてお話ししましょう。 まず、大雑把に分けて、ボードゲーマーには 2種類 います。それぞれは全く異なる事情で、ボードゲームを遊びます。両者は、基本的には別個のグループで、あんまり混ざりません。   この続きはcodocで購読