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ボドゲカフェ店主が勧める、婚活イベントにオススメなボードゲーム5選

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ボードゲームを使った婚活イベント・街コンがある、という話をちらほら聞きます。ボードゲームコン、とも呼ばれています。 ですが、その際にどんなゲームで遊ぶといいのか、それをオススメする記事は見当たらないなぁ、と思いまして。 ここはひとつ、ボードゲームカフェ店主として書いてみようと思います。 おすすめゲーム コヨーテ ルールを一言で表すと 数字の合計値を予想してハッタリかまそう、ただし自分のだけ見えない! https://bodoge.hoobby.net/games/coyote おすすめ理由 一番手はやはりこれ。定番。 ルール上、自然と相手の顔を見る。目ではなく、おでこなのがちょうどいい感じ。 イベント初手から手などに触れるのは、それがゲームだからといってもかなり抵抗がある、というか嫌だと思います。なら、見るくらいのドキドキイベントなら、ちょうどいいかなと。 同じ理由で、 「ノンドランカ」 も良いです。こちらはお酒がモチーフなので、もっと身近な感じで遊べます。ついでにお酒の話が弾めば次回につながります。…ん?最強では? ナナ カードゲーム ルールを一言で表すと 可愛さMAXの、カードを3枚めくる神経衰弱! https://bodoge.hoobby.net/games/nana-card-game おすすめ理由 かーわーいーいー!! まずはその1点に尽きます。ボドゲのチョイスは、男性より女性の受けを気にする方が正解です。 ナナでは、ルール上「○○さんの一番小さいのを見せてください」という感じで、自然と相手の名前を呼びます。それを全員に対してやりますので、お名前を覚えるのに最適。 そして、1回1回が10分程度で終わりますので、飽きるまでやれます。神経衰弱ですので、脳は疲れます(笑 キャンバス ルールを一言で表すと 透明カードを集めて重ねてエモエモアートを作ろう! https://bodoge.hoobby.net/games/canvas おすすめ理由 かーわーいーいー!!(2回目 見た目に全振りしてるゲームではありますが、ボドゲに慣れてる人が遊んでも十分楽しめる奥深さがあります。なのに、ルールがシンプルで遊びやすいです。 そして、出来上がった絵を見て、感想で

ボドゲカフェってぶっちゃけ儲かるの?第3回 東京23区内想定で、リアルな損益を試算する<後編>

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 本記事の前編は、 こちら 。 さて。今日は、 ビジネスモデル編       > 利益計算の章           > ボドゲカフェってぶっちゃけ儲かるの?                > 第2回 東京23区内想定で、リアルな損益を試算する の、後編を書きます。 ここ最近いろいろと忙しかったり体調を崩したり、と大変でした(Twitter見てた方は理由をご存知かと思いますがw) 久しぶりに頑張って書きます。今日は計算式多めでお送りします。 目的は、「都内のボドゲカフェで月25万円を稼ぐには?」 (客単価×席数×回転数) - 経費 = 250,000 を明らかにすること、です。 この続きはcodocで購読

インスト論本論:フレーバー vs. システム

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世間はポケモン新作一色になっている今日この頃。私も今回、久しぶりに本流?のポケモンを買いました。 最初のポケモンは緑、次に銀。その後全く手をつけず(DSを1台も買わなかったんで) まだまだ序盤ですが、知らないことが多すぎて浦島太郎だーーーでも楽しい! さて、本日書くのは、インスト論の本論。前回の序論は こちらからどうぞ。 まずは、わかりやすいインスト(ルール説明)でよく槍玉にあげられる、「フレーバー重視」か「システム重視」か、から持論を述べていこうと思います。 ルール説明の際に、どっちから説明するか、またはどっちを優先して説明するか、インスト論を語る人たちのあいだでしょっちゅう揉めてる論点です。 この続きはcodocで購読

ボドゲカフェってぶっちゃけ儲かるの?第2回 東京23区内想定で、リアルな損益を試算する<前編>

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  第1回の記事はこちらからどうぞ。 ゲームマーケット2022秋が終わって2週間。そろそろ落ち着くかな?と持っていたら、まだまだ忙しい日々が続いています。 ゆとりができたので、献血に行こうと考えました。半年くらいブランクがあります。でも、献血に行こうと考えてる日に予定が入ってきて、予約をキャンセルする始末。 つまり、まだまだ忙しいってことですわはははー。 さて、そろそろ ビジネスモデル編     > 利益計算の章       > ボドゲカフェってぶっちゃけ儲かるの?          > 第2回 東京23区内想定で、リアルな損益を試算する を、書こうと思います!このブログ読みにきてる人が知りたい候補ナンバー1!じゃないですか? この続きはcodocで購読

ゲームマーケット2022秋に行ってきました

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 こういうイベント参加録、書けるようになりました! お店のブログで書くのはなんか違うなって思ってたので、ブロガーらしくて良き👍 さて、今回は、天岩庵としての出展はしなかった (売るもんないんだもんw 次回春は、ものが増える予定なので出るつもり) ので、両日とも一般で参加してきました。簡単に感想をば。 これが戦利品。1日目のみ。2日目は買わない努力をした😂 1日目ダイジェスト 私は、11時の「早期入場」チケットには興味なし。 欲しいと思ったものは、大体が後日一般流通に乗るやつだったし、あるいは予約もできたし。 くじ引き系にも一切興味なし!なので、土曜は12時の「一般入場」チケットで入りました。 (私のゲムマ一般参加者としての最近のスタンスは、この記事の最後に書きまーす) 11時50分ごろに待機列に入る感じで到着しました。 今回は東1ー3で開催で、ビッグサイト東棟の縦半分を使う感じ?でした。 列に並ぶまでの作業(体温測定&手指消毒、電子チケット確認、列まで誘導)は、とってもスムーズでした。2回ほど前は、確か結構トラブってたんだっけ?そんなの嘘みたいに、何もなくスムーズ。 んで、一般入場の待機列が、その縦の長さとほぼ同じ長さで形成されていて、5人並び。私が入ったタイミングに、それがちょうど折り返しました。すげーーーー長かった! 12時、一般入場スタート!👏👏👏👏 ↑の、ビッグサイト縦と同じ長さの待機列第1陣が入り切るまで、6分かかった。長ぇ。 そして、広い! まずはいつも通り予約品を引き取りに行く。その後『ローラーご挨拶作戦』開始。 (全ブースの前を一度は通り、知り合いサークルを見つけ次第挨拶し、件のフリー素材さんになる、というやつ。これやり始めてもう5年?) ローラーご挨拶作戦終了は、15時半を過ぎた頃。つまり、3時間半ほど、ひたすら歩いてご挨拶してポーズを取ったわけだ。もちろん、足が棒。足だけじゃなく、腰も少しやられた。 その後、軽く休息ののち、お店に戻る。

ボドゲカフェ営業編:接客のコツ・初心者・未経験者のお客様

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一気に寒くなってきた東京。この記事を書くためにキーボードを打ってる指も、だいぶ冷えてます。キンキンです。 そろそろ、リアルな数字を使った東京でのボドゲカフェ損益試算の記事も書きたいと思っています。が、ゲムマ直前なのでちょっと暇なし。 ゲムマ終わったら、気合い入れてガチっと書きますんで!ご期待ください。   さて、本日の内容は、接客のコツ。パターンとしては2つあって、初心者・未経験者向けのものと、コアなゲーマー向けのもの。本日は前者を。 この続きはcodocで購読

ボードゲームカフェと、ゲームマーケットの付き合い方

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ここ最近、ゲムマ秋が近いのもあって、多忙が多忙を呼んでさらに多忙、みたいな、仕事のラッシュに追われておりまして。更新遅れてすみません。。 うちには『天岩庵アライアンス』っていうゲムマ出展者のつながりがありますので、出展していなくてもやることは無くならなかったり。 主催という名の事務局、という名の雑用(笑) ゲームマーケットはお祭り。参加してもしなくても、楽しまなきゃ損ですよ?もちろん一般参加チケットは購入済みです。   今日は、ボードゲームカフェとゲムマについて、5年やってて思ったことを少々。 この続きはcodocで購読

ボドゲカフェ特有の「相席」文化について物申す

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今回の内容は、全てのボドゲカフェにおいて問題になりうるもので、店長・経営者が何を思っているのかを一般に知ってもらうことが大事と考え、無料で公開します。 共感していただけた方は、ぜひ拡散をお願いします。 なお本件は、完全に私個人の思想に基づくものであり、他のボドゲカフェ経営者の方々から意見を集めるなどしたものではないことを、まず申し上げます。 多様なご意見もあろうかと思いますが、本件に関し公開で議論をするつもりはありません。ぜひ同様のブログ記事等をお書きになり、世間に問う形で公表される方が、世の中のためになるかと思います。   そもそも「相席」ってなんだっけ? およそ一般人が思い浮かべるのは、以下の2つ。 1つは、ランチで混み合う飲食店で、テーブルで1人で食べてる時に、店員さんから「相席よろしいですか?」と聞かれて、了承したら別の1人客が同じテーブルに着席すること。 もう1つは、いわゆる相席居酒屋。見知らぬ人たち(大抵は男女)が、店員の案内により同じテーブルに案内されて、酒席を一緒に過ごす、というもの。風俗営業まであと一歩! ボドゲカフェでの相席とは? お店にふらっと遊びに来た客(性別問わず)が、たまたま居合わせた他の客と、同じボードゲームを遊ぶこと。人数合わせが目的であるケースが多い。 お店が主催するイベントに参加するケースもあれば、相席目的で野良で(ふらっと)遊びに行くケースもある。 これは、上で述べたもののどちらとも本質的に異なるので、 ボドゲ関係ない人からしたらかなり異文化な行為である ことは、覚えておくべきだと思うのです。 特に相席居酒屋の方を強く意識する人が、ボドゲカフェの相席と聞いたら、いかがわしい何かだと連想するのは、想像に難くないです。   なぜ問題が起こりやすいのか 一般的に、見知らぬ2人が出会って一緒に遊ぶ場合、間には共通の知人友人がいるはず。 (オープンな婚活イベントなどはもちろん除きますが、その場合は直接連絡禁止だったり、主催がいます)   その場合、アプローチより前に、まずはお相手の事前調査しますよね?それとなく友人に探りを入れるなど。あるいは別の機会を設けて紹介してもらうなど。 ところが、ボドゲカフェで相席で遊ぶ場合

営業編:ボドゲカフェでよく稼働するボドゲは?

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もう10月だというのに、まだ夏晴れが続く東京。いかがお過ごしでしょうか。あちぃぃ。。。 この記事で6本目となります。語りたいことはまだまだたくさんあるので、どんどん積んでいこうと思います。   さて、今日のお題は、 ボードゲームカフェ・営業編   > 所蔵ボードゲーム     > よく稼働するボドゲは?   です!ボードゲームカフェをやってる人も、よく行く人も、これから開こうという人も、みーんな興味津々なのは知ってますよ?? 今日語るのは、あくまでよく動く、よく遊ばれるボドゲであって、私の好みとか推しとかとは関係なく、単によく遊ばれるものです。そのあたり予めご理解ください。 この続きはcodocで購読

開業準備編:ボドゲカフェの立地・物件の目指すべき条件

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  本日のテーマは、開業準備編から、ボドゲカフェの立地や条件についてです。 飲食店の例にならって基本のキから始まり、法的な条件はもちろんのこと、好ましい条件や、実際に借りるために駆け回った時に起こったトラブルなんかも、可能な範囲でぜ~んぶオープンにしてしまいましょう。 なお、私は行政書士ホルダーですし、元々は司法試験を受けるためにがんばっていた身です。 お店の保健所への届け出も自力でやりました。法的側面はバッチリですよ! この続きはcodocで購読

ボードゲームと婚活・恋活・合コンetc...について

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前回の記事で 、ボードゲームを遊ぶ層には2種類あることを書いたあと、なんとなくTwitterを眺めていたら、ボドゲ婚活の話を見ました。 ボードゲームで合コン、ボドゲ婚活。 何度か話題に上りますよね。みんな気になってる。   ボドゲカフェ経営者の目線で、思うところをかるーく述べておこうかと思います。   なお、今日は有料部分は2本仕立てになります。   ボドゲ婚活を主催する方(街コン主催者とか、合コン開催する人とか)&受け入れる側(ボドゲカフェ・スペース)向け ボドゲ婚活に参加する男女向け   ご自身の立場などに応じて、お好きな記事をご覧くださいませ。 ----- この続きはcodocで購読 ----- この続きはcodocで購読

ボードゲームカフェの客層:世の中には2種類のボードゲーマーがいる

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リクエストもありましたので、今日はこっちを語りましょう。 ビジネスモデル編    > 客層の章     > 第1回  世の中には2種類のボードゲーマーがいる から、始めましょう。これも、皆さん興味津々なはず。   ボードゲームカフェを営業していると、一緒に遊んでいた身内以外の方にボドゲの接客をしますし、一緒にゲームすることもあります。 そんな中で体験的に理解した、客層の特徴についてお話ししましょう。 まず、大雑把に分けて、ボードゲーマーには 2種類 います。それぞれは全く異なる事情で、ボードゲームを遊びます。両者は、基本的には別個のグループで、あんまり混ざりません。   この続きはcodocで購読

インスト論序論:お金をもらってインストするということ

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自分が書きたいところから、気が向いたところから、少しずつ書いていくのです。順番は気にしなーい。 今日書きたいのは、インスト論(ルール説明のやり方)だったので。   はじめに 序論です。論文でいうところの「論文全体を概観した内容を述べ、本論及び結論への勢いをつける」章です。ただの前置きではありません。日本語で言うところの「さわり」です。   お店を始める前は、何も考えることなく、目の前のボードゲームが遊べればそれでよかった。 相手は、基本的に友達、あるいは友達の友達くらい。多少のミスや説明忘れは笑って許せる。遊んでるその場が楽しければそれでよい。   だが、ボードゲームの専門店を開業したら、インストすることでお金をもらう者、インストすることを職業とする者。a player as a professional. この続きはcodocで購読

ボドゲカフェってぶっちゃけ儲かるの?第1回 飲食業の鉄則・客単価×席数×回転数

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このブログを読みに来ている人が一番知りたいのって、まぁこれですよねw そんなわけで、 ビジネスモデル編    > 利益計算の章     > ボドゲカフェってぶっちゃけ儲かるの?       > 第1回 飲食業の鉄則・客単価×席数×回転数 から、始めましょう。   お店を開業したいってひとなら、まずは利益モデルを計算してみるところから始めるのは、どんな業種だって同じでしょう。 もちろん私も、天岩庵始める前は、↑の計算式を使って計算しました。 ちなみに、数字・算数が苦手、とか言ってる人は、直ちに開業の検討をやめましょう(笑) 経営は、常に数字との正面衝突。   この続きはcodocで購読

語り始めます。まずは目次から

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皆さんこんにちは。初めましての方には、初めまして。 天野氷鏡と申します。 自己紹介は、この際省きます。筆者紹介に書いてあるし。 このブログは、天岩庵店主が2022年までの5年間の経験で得られたいろんなノウハウを語っていくものです。   この先ボドゲカフェを開業したいと夢見ている方に、少しでもアドバイスになれば……とか高尚なことは 思ってませんw 私が見たこと感じたことを、エッセイとしてつづる程度のものとご理解ください。   なお、ここに書いてある内容については、 天岩庵まで来てドリンク1杯頼んでもらったら、店主が暇だったら語りますよ。 お店まで遊びに来てくださいな。   以下、この先書いていく予定の、大雑把な目次です。 この中で気が向いたものからゆるゆると書いていきます。更新ペースはあんまり考えてません。 皆さんが有料で買ってくれたり、投げ銭してくれたら、やる気が上がって速く書くかもしれません。 この続きはcodocで購読 ※↑で応援するときに、コメントで「この内容の記事が読みたい!」と書くと、その内容を早めに書くでしょう。ご利用ください。