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ボードゲームカフェビジネスにおける「差別化」ってなんだっけ?

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つい先日まで暑い暑い言ってたのに、一気に冷えて秋本番って感じの天候になった11月初頭の東京。毛布も出してきました。 さて、今日の内容は、↓の2つで説いた論点を、新しい視点で書き直す、という感じの内容になります。 ビジネスモデル編:ボドゲカフェ最大の商売敵とは https://bgcafe-management-tengan-an.blogspot.com/2023/08/blog-post_13.html 営業編・番外:ボドゲカフェ経営者の意外なジレンマ https://bgcafe-management-tengan-an.blogspot.com/2023/08/blog-post_16.html 最初に悪いこと言います。 ボードゲームは、極論、タイトルが同じならどの店で遊んでも同じです。 なので、新しいボードゲームがある、数千種類のボドゲが遊べる、と誇ったところで、お客さんが遊ぶゲームが共通ならビジネス的には特に差別化できていない。 なお、ここでいう差別化とは、「その店でしか体験することができない経験」のことを指します。 特に我らが住処東京では、ボドゲカフェが乱立しており、ボドゲが遊べることはもはや普通のこと。 では、どこで差別化したらいいんだい??? この続きはcodocで購読

ボードゲームを主題としたイベントを続けるコツは?

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長い酷暑が終わってやっと秋らしくなった2024年の9月の終わり、からの10月でもまだ30度、なんだか疲れてメランコリーな今日この頃。 物悲しくなったのでブログを更新しようと思いました(謎 天岩庵もボードゲームカフェとして集客目的でいろんなイベントを実行してきましたが、7年やって思ったことが、ボドゲのイベントってほんとに難しいなって。 オープン当初からコロナ流行までは、毎週土日祝に必ず何かしらのイベントを開催してきましたが、それはひとえに天岩庵のコンセプトが 「私が面白いと思ったボドゲをみんなも遊んでくれ〜〜!」 だったから。 コンセプトを体現するためには、イベントでアピールするのが手っ取り早いかつ大事だと思ってたわけです。 さておき。イベントを計画するにあたり、どんなイベントをやろうか?と考えます。切り口はいろいろありますが、今回は「どのボドゲを使って開催するか」という観点でケースを分けて、コツというか、それぞれ長所短所思うところを述べていくとします。 この続きはcodocで購読

風営法勉強会:アナログゲームミュージアム主催に、講師として参加しました(の感想のようなもの)

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前回の記事更新からだいぶ経ってしましましたね。月に1回くらいは書きたいと思ってはいるんですが、なかなかね。。。 今日は、先日(8/21 19:00〜)に、高田馬場ブリッジセンターにて開催されました、 ゲームに関する法律・制度勉強会 第1回『風営法』 に、講師として参加してまいりました。 千葉のボドゲカフェ「おもくろや」さんに撮っていただきました 本会の感想そのものは、AGM会報に寄稿いたしました。将来発行される会報(vol.5かな?)にてぜひお読みくださいませ。 https://analoggamemuseum.booth.pm/ 今回の勉強会には、ボドゲ製作者 (トランプ類似のボドゲを作ってるので気になった模様) 、ボドゲカフェ経営者 (おもくろやさんはなんと千葉から参戦!) 、ボドゲやTCGイベントの主催、風営法制度に詳しい方などもいらっしゃいましたが、半分は普通のボドゲ好きの方っぽく見えました。本当に多種多様な方々にご参加いただけました。 (なんかハードル高いか?とか思ってた方がもしいれば、そんなことは全くなかったよー、とお伝えしたいです) ところで、今回の講演に、行きたかったけど行けなかった方を複数確認しましたし、あるいは関西など地方でも同じようなニーズはあると思います。 私もお役に立ちたい気持ちに溢れているので、同様の会を開催したい方がいましたらご相談くださいませ。旅行ついでに各所訪問して講演いたしますよ。 (謝礼程度はご用意いただきたいですが、それ以上はいただきませんので) この続きはcodocで購読 -----

新しい天岩庵の料金を考えた時に考えていたこと

天岩庵の料金が6月から変わりました、というか変えました。 https://tengan-an-boardgame-shinagawa.blogspot.com/p/blog-page_16.html この料金体系、半年以上もうずっと考えてました。どーしたらいいかなーって。 その過程で、店主たる氷鏡さんが何を考えていたのかを、記事にしておこうかなっと思いまして今これを書いてます。 考えたこといっぱいありすぎるので、とっ散らかった記事になりますが、その点はご了承を。 1:世の中インフレしてるなら 一番はこれ。自分の店の料金もインフレさせないと! 大企業は平均5%賃上げしたらしいですね。じゃあ我々も賃上げ=料金をあげないとダメでしょう。インフレしててボドゲも電気もガスも飲み物も値上がりしてます!!! 2:料金体系にガタが来ていた 数年前から感じてたんですが、最近特に。MtGとボドゲの料金が別々になったことをシステムで吸収したかったんです。 (元々は、ボドゲは1時間500円、MtGは1時間300円。その他、TRPGやテスプなど、うちのボドゲを使わないものはMtG側に揃えてました) しかし、メンタルに悪いケースがひとつ。 例えば。MtG1.5時間、ボドゲ1.5時間で、計3時間遊んだお客さんの場合、どの料金を貰えばいいのか?体系上は明記が無いので、毎回少し考えたのち、大体はMtG1 + ボドゲ2 としていただいていました。(MtG2 + ボドゲ2、等も料金ルール解釈上は可能) 2つに解釈できるということは、スタッフは毎回私に確認しないといけないし、ルールに明記がないから説明も必要だった。ここは解決したかった。 となると、時間あたりの料金は統一することになり、それとは別でボドゲ利用料を取る、という形になった。そうなったら、今の3個550円に落ち着いた。3個なら、何かの拡張込みでも遊べるし、重ゲーの合間に1つ休憩ゲームを挟むこともできるし、この辺りかなと。 ただ、よく計算すると、ボドゲ長時間遊ぶ人の料金は 実は下がってる んですわー(別途ワンドリンクを求めてるけど、それを足してもなお下がってる) なお、「ボドゲ遊んでる時に時間を気にしてほしくない」という想いで作った「遊ぶゲームの標準的な重さごとに料金を分けるシステム」は、MtGのお客さんが増えてきた時点で想いが破綻した。実際、ボド...

TCGでお金をかけるべきものがカードだけだと思っていないか!?

最近、「一番面白いボードゲームは?」と聞かれたら、「マジックザギャザリングです!」と答える氷鏡さんです(半分ジョークだが、半分は本気。一番のめり込んでいる趣味だと思う MtG、ほかTCGは楽しい!カードにこだわり、高額カードを集め、強いデッキを組み、勝ちにこだわる。それは楽しいことだ。 だがしかし、TCGはカードとプレイ技術があれば勝てるわけではない。そのことを忘れてはいないだろうか?というのが今日のお題。 早速始めましょう。 ひとつ。相手が必要 お友達は売ってません!買えません! 自分一人だけでは壁打ち、一人まわししかできないので、勝てません。 相手にお金をかけるってどういうこと?一言で言えば 「相手を不快にさせないように自分を磨く」 ってことだと思います。 衣服の清潔感、体臭、マナーや言葉遣い、カード(自分のも、相手のも)を丁寧に扱う、などなど。 ひとつ。場所が必要 相手がいても、遊べる場所がないと勝てない。誰かの家とか、プレイスペースとか、場所は様々。しかしどれも誰かが管理してくれているから遊べる! 騒ぎすぎたり、禁止なのに金銭トレードするなど、下手なことするとTCG禁止になったりもありえます。 せっかく買った高額カードを、床に置いて遊ぶとか許せます???よくある「カドショのプレイスペース」って、テーブルも椅子も狭いし通路もよくぶつかるし、盗難被害も聞いたりするし、そんなところで高額カード持っていって安心できますか??? 最近は、天岩庵みたいに、ボードゲームスペースなのにTCGできるところがあったりするので、そういうところに遊びにいってお金を落とすこともできます。 ひとつ。自分自身が必要 これ忘れがちだけどとても重要。遊ぶのは誰ですか、そう、自分です! プレイヤーは健康でなくては勝てない!風邪ひいて遊びに行けるわけがないのはわかりやすいですが、年齢を重ねると足腰が弱って遊びにいけなくなるとか。そういうこともあります。 日頃から健康的な食生活を。カードに全力でお給料突っ込んでカップ麺ばかりとか、若いうちだけですよそれできるの。。。足腰鍛えておくのも大事。 どれかひとつでも欠けると遊べない。ので、カード以外にも「きちんとお金をかけて」ほしいなって。逆にカードにしかお金をかけない大人って、みなさんどう思いますか?っていう話。

営業編:天岩庵アライアンス:いつもお世話になっております

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突然暑かったり寒かったりを繰り返してたのに、気がついたらしっかり冬になった12月。みなさま体調はいかがですか?サウナ行きたい。 今日は、ゲムマ2023秋も近いし、天岩庵アライアンスについて、少し。 ※この記事は、天岩庵アライアンス合同誌"Do It Themselves"に私が書いた記事とほぼ同じものです(執筆は2023年8月頃)。そちらをお買い求めいただければ、それ以外にも楽しさや勉強になる内容が詰まっていますので、もっと良いです。 購入は、↓の天岩庵BASEから。ゲムマが終わったら通常通販を実施しますので、しばしお待ちください。 https://tenganan.theshop.jp/items/80666721 この続きはcodocで購読

営業編:天岩庵、マジック・ザ・ギャザリングあるんだけど。

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今日は、ボドゲカフェがMagic : the Gathering(マジック・ザ・ギャザリング)を取り扱うとどうなるのか、についてしっかりと書いてみました。 とはいえ、マジックザギャザリングって何?公認店ってなんなの?というところがわからない人の方が多数だと思うので、基本的なことから書いておくべきだな、と思いまして、じっくり書きました。 マジック・ザ・ギャザリングって何? 世界最古のTCG(トレーディングカードゲーム)であり、2023年で30周年となる、とても古い歴史を持つカードゲームです。 ポケモンカードも遊戯王も、起源を辿ればここに至ります。そのぐらいすごいゲーム。なのに、今でもプレイ人口が右肩上がりに増えていると言われています。 数年前、デジタルでも気軽に遊べるように、『MTG アリーナ』というデジタルゲームが出来上がりました。基本プレイ無料で、チュートリアルが終わるとデッキが一気に10個以上もらえます。 アリーナだけでしか実現されていないカードがあったりするので、紙のマジックとデジタルのマジックは、ルールは同じでも別のゲームと言えるかもしれません。 M:tGの公認店とは? 正確には、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト(WotC)公認店。WotC社取扱商品について、公認店しか開催できない特別なイベントを開催したり、そのイベントでは特別なプロモカードを配布できたり、各種製品を通常販売日より先行して販売する権利を得たりします。 費用は、完全に無料。プロモをもらっているのに、会費的なものを払ったことはありません。通常店舗にはランクがあって、通常ストアとプレミアムストアの区別がありますが、当店は通常。一定の成果を収めると、プレミアムになれます。 ちなみに、公認店で遊ぶともらえるプロモパックや製品の中に、上記MTGアリーナでカードがもらえるコードが入っています。公認店で遊ぶと、デジタルのデッキも潤うようになっています。素晴らしい! 最近、マジックだけじゃなく、ダンジョンズ&ドラゴンズ(D&D)についても扱うことができるようになりました。日本での版権?がホビージャパンからWotCに戻ったようなので。Learn-to-Playっていう初心者向けイベントやってます!(おかげでD...

営業編:もちろん、お店に無いボドゲもあるわけで(持込ボドゲの扱い)

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朝晩はだいぶ涼しくなってきましたね、でも昼がまだまだ暑い。もう9月も下旬だというのに、今年の夏はやる気あり過ぎ。何やら冬も元気がない予報を見た気がするが、それならそれで光熱費は少なくて済むのでは? 身の回りに夏風邪(not コロナ and not インフル)を引いている人がたくさんいます。氷鏡さん自身は元気です。皆さんもどうか健やかに。 本日はコラム的な感じです。論旨が割と散らかってます。宇宙に行きたいからってわけじゃないです、内容的にです。はい。 お店にボドゲを持ち込んで遊ぶ場合について、考えることがあるんですよ、というお話です。 この続きはcodocで購読

ボドゲカフェ経営目線で選ぶオススメボドゲ

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宇宙たのしい。Starfield楽しいです。気を抜くと朝6時まで遊んでて、それから昼まで寝る、みたいに堕落してます。これではいかん。 ブログ更新も(前もって断っていた通り)滞っております。でも放置しすぎもいかんと思って、今日は頑張ります。 本日のネタは、おすすめボドゲ!それも、単に面白いっていうだけでなく、ボドゲカフェ経営目線で選んだおすすめボドゲです。 こういう時、具体的なタイトルを教えて欲しがる方が多い、というか、タイトルだけ書いてる記事が多いような印象を勝手に持ってますが、私の場合それは違う。 経営的にはこういう目線で選ぶべきだよね?っていう評価軸の方が、伝えたいポイントです。 では、まずは評価軸の要点まとめ、行ってみましょう。 この続きはcodocで購読

営業編:ボドゲプレイヤーは何を飲むのか

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最近の口癖が「宇宙に引きこもりたい」になっている氷鏡さんです(Starfield発売まであと2週間弱 発売されてしまったら、もう色々そっちのけで遊び呆ける予定なので、今のうちに仕事とかブログとか書き溜めておこうとか思ってます!!! 接客業に夏休みなんて無いんだから、代わりに休んだっていいでしょ? さて、本日のネタは、ドリンクです。お店でボドゲ遊ぶ人たちが何を飲むのかについて、実体験をまとめておこうと思います。 といっても、これまでの記事を読んでいただいている皆さんなら、ここの内容の1/3くらいはすでに記事の端々で読んだことがある内容になるんじゃないかと思います。改めて、ドリンクに絞って見直すのも、また必要なことかと。 どんなメニューが注文されて、逆に注文されないものも、明らかにします!全部実体験です。ご期待ください。 この続きはcodocで購読

営業編:「ボドゲ信託」はどうだった?

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お盆だけ暑いならともかく、7月から9月までずっと猛暑酷暑が続いたら、人の形が保てなくなりますわー。暑い。暑すぎる。 今年の8月はご予約も例年(といっても前年までコロナですが)より多くいただき、なのに人手不足でフル稼働したせいか、今日は一日ぶっ倒れてました。。。昼飯食ったら眠気でお布団にダイブ。 夏バテを超えたバテに直面し、風邪は引いてないけど体調最悪、熱中症だったかもしれないわ、ってくらいな状況で、これを書いています。夕ご飯しっかり作って食べたらちょっと元気出た。 さて、いつもより前置きが長くなりました(疲れてんだろなw)が、今日は「ボードゲーム信託」についてです。   この続きはcodocで購読

営業編・番外:ボドゲカフェ経営者の意外なジレンマ

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台風が来るから、と言って引きこもり支度を整えたものの、台風上陸中でも東京は普通に雨・・・でもなく大体曇り、端切れ雲から雨が降る、みたいな天気でした。昨日なんて夕方にスーパーに買い出ししたし。 身の回りには何事もなくてホッと一息。台風のせいで被害が出た地域や方々、この後のご無事をお祈りします。 さて、今日の内容は、 前回 の延長です。前回の記事を書き終わった後にふと思ったことを書き留めておきます。 ズバリ、ボドゲカフェ経営者にしか起こらないジレンマ、です。 ご新規さんを大切に お店にご新規さん(Aさん)が来たとします。 その方はボドゲの経験があんまりなくて、色々遊んでみたい!とご来店。なので、ノリノリでいろんなボードゲームを教えていきました。とっても楽しい(教える側も、教わる側も)時期ですね。 この続きはcodocで購読

ビジネスモデル編:ボドゲカフェ最大の商売敵とは

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台風が2個、日本列島に接近して大嵐となった今年の8月、いかがお過ごしでしょうか。 関東に関しては、コミケの土日に台風直撃しないで済みました。よかったよかった。 ともかく週明けがやばい見込みですが、まぁ落ち着いてコロッケ買いに行くか(もはや死語 さて、今日の記事は、ボドゲカフェ・ビジネスモデル客層編、商売敵についてです。 総論的に言えば ボドゲカフェは余暇ビジネス、つまりみなさんに遊ぶ時間と場所を提供する業務です。 ひろーく見れば、「遊びに行こうぜ!」と言って出かける先すべてが商売敵になるわけです。 その中でも、あまり遠距離にはならないもの、要は旅行とは区別できるもの、ふらっと日帰りで遊べるものが、主な競合です。 具体的には、カラオケ、スポーツ(観戦も、実践?も)、ゲームセンター、ダーツ、ボウリング、美術館・博物館、などなど。 ですが、今日語りたい内容は、それらじゃないんですよ。 この続きはcodocで購読

営業編:主催イベントを毎週開催するってどうなんですか?

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今日は7月の3連休最後の日、海の日です。我々接客業にとって、3連休は休みではありません。 お店の方も、ちまちま改善を繰り返している7月、少しではあるが何か成果が出ている気がするの。今度記事にするかも。     さて、今日のネタ。お店でイベントを開催すること、特に店舗オリジナルのイベントを立てることの是非について。   天岩庵は、開業当初から毎週土日は欠かさず何かしらのイベントを立ててきました。 元々、「俺が厳選した面白いボドゲを遊べぇぇぇぇぇ!!!!」を軸に、それを天岩庵のブランドとして確立したいと思っていました。なので。 私の推しゲーは、古いゲームでも何度も推していくスタイル。一番は今でも変わらず「グランドフロア」、定番ゲームだと「ドミニオン」。お店を開いてから推しになったのは「ガイアプロジェクト」。近頃面白いのは、「リバイブ」。   この続きはcodocで購読

営業編:ボドゲカフェと、物販。

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最近、ゲーミングPCを買いまして、Steamがはかどって仕方ない氷鏡さんです。 9月に某新作が出るから、それに合わせてPCを買ったのでは、期待の新作に本気を出せない、慣らし運転が必要だ、という理由で2ヶ月早く購入を決断(ソフトが求めるスペックも出たし なので、ブログの更新が、、、滞ってしまった。。。やりすぎはいけない。 さて、今日のお題は、物販です。ボードゲームカフェを営業しながら物販(主にボドゲ)をしているお店も複数存在しますが、それってどうなのよ?というところに、切り込んでいきたいと思います。 自身の腕で物販をしたことがある人は少ないと思うので、業界の大前提的な知識から書いていきましょう。 この続きはcodocで購読

ビジネスモデル編:地域差はあるのか、同業に聞いてみた

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3週連続更新いえーい。今が一番ゆったりできているかも。 放っておく基本的に忙しくなってしまう氷鏡さんですから、意識して予定を入れずにゆったりする時期を作らないといけないです。意識してます。 この後夏が来たら、また忙しくなるんじゃないかなー?いや、一番忙しいのは秋だな。 さて、今日の内容は、ボドゲカフェの営業内容とか客層とかに、地域差はあるのか?です。 営業を開始してから、各所のボドゲカフェに遊びに行きまして、その折にオーナーさんや店長さんとお話しして得られた情報のまとめって感じです。 この続きはcodocで購読

営業編:宣伝考察・クチコミってなんだろうね?

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なんか最近Twitterで話題になったと聞きまして。 や、核心部分の内容には全く触れてなくて、断片だけ流れてきたんですが、それでも「ネットのクチコミ(口コミ)」ってなんなんだろうな?と考えたら夜も寝れなくなってしまいまして。 考えたことを記録しつつ吐き出しておきます。 クチコミとは 口コミとも書くらしい。(なんか変換が安定しないので、この記事では区別せず気ままに使います) 昨今の口コミは、主にインターネット上のまとめサイトやマップなどに残される、評価や感想などを述べた文章のことを指す。 大衆が読める状態で保存されているものである。 クチコミ対象の店舗やサービスを利用した者が、その評価や感想を、他人に知らせたいと思って書き残す。 たまに、利用もしていないのに、対価や名声(炎上)目当てで書き込む/書き込まれる事もあるが、不正なものはBANされるべきなので速やかに「運営者に」通報しましょう。 逆に、クチコミも憲法が保障する表現であるので、「表現の自由市場」の概念に照らせば、不正でないなら例外なく残しておくべきもの。それが正当な評価であろう、と筆者は思う。 この続きはcodocで購読

営業編:接客のコツ・ゲーマーのお客様

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3月が中旬からすげー忙しーい! お店に物販用特大棚を迎え入れて、自宅にも家具の配送があり、お店に新人スタッフが初勤務で、美容院に行き、家族で焼肉に行ったり花見に行ったり、ライザ3が発売されたり! 毎日毎日やるべきことやりたいこと()盛りだくさんで、ブログ書く時間をなかなか作れませんでしたね。 今日は気合いで時間を作って書きます。接客のコツ・ゲーマー編です。 接客のコツの章では、 前回は「初心者・未経験者のお客様向け」 で書きました。 今回はボードゲームに深く親しむ方々との接客についてです。インスト論とは別ですので、それはまた別の記事でお楽しみください。 この続きはcodocで購読

営業編:寄贈ボドゲの取り扱い

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春ですねぇ。あったかいのはいいことです。暑いのも寒いのも嫌です。 さて、そろそろゲームマーケットが近づいてきたというのもあるので、今日はこのネタを書こうと思う。 今回は、ちょっと思うところがありまして、結構タブーなネタにぶっ込んでいきますので、ご理解くださいませー。 なぜボドゲを寄贈するの? 特に同人・インディーズでボドゲを作ってる方を中心に、お世話になったから、あるいは宣伝目的でお店に置いてもらって露出を高めたい、といった思いでボドゲカフェにボードゲームをプレゼントすることがあります。 または、自分で作ってないけど、このボドゲ面白いよ!って大手出版社のを贈るケースもありますよね。ちょいちょい見かけます。 後者のケースなら、特に問題にはならないかと思いますが、問題は前者、同人でゲームを寄贈するケースです。 お店としては、無料でボドゲが増えるんだから、いいことでしょ?なんで拒否するんですか。 いいえ、悪いことがあります。それも、複数。 ボドゲの寄贈を、受け取る側の気持ち どんなプレゼントも、受け取る側の気持ちを考えることが大事ですよね。うんうん。 贈られた側は、そのボドゲをどうするのか、考えてみましょう。 まず、店主やスタッフが「面白い!」と思ってくれたら、個人的に遊ぶでしょう。お店でお客さんに提供するでしょう。 遊んで、提供されて、面白かったら、次第に評判を得るでしょう。そのゲームはきっと成功します。 つまり、初手でボドゲカフェスタッフ各位に「面白い!」と思ってもらえるよう、努力をしないと、寄贈の目的は果たされません。面白いと思ってもらえないゲームを送りつけただけです。これは誰も喜びません。 その努力、してますか?一緒にお手紙を添える程度で、ほんとに大丈夫? (その点、大手から出る作品は、面白いと誰かが思ったからこそ大金をかけて出版されている、という点は疑い無いので、クリアしています) 実際、天岩庵にも、のべ10件以上、無言でゲームだけ郵便で送りつけたサークル・団体がおりましたが、大体が面白くなさそうでしたね。 ボドゲカフェは宣伝塔になるか? まず、そもそも論です。 そのゲームをただ店頭に置くだけで宣伝になるなら、ボドゲカフェに置かな...

ボドゲのカード、スリーブに入れるの?入れないの?

どっちなんだい??っていう話題を某所で見かけたので。私の考えを軽ーく書いておこうと思いまして。 以下の話は、全部お店に置いてあるものについての話です。といっても、私は持ってるボドゲ全部お店に置いて提供してるから、私蔵してるものは無いですが。 結論から言うと 入れるときも入れないときもある。 買ったときから入れるもの(主にドミニオン)から、一度遊んで入れるor入れないを判断するもの、の2パターンです。 では、どういう基準で、可否を判断しているのか。 判断基準:プレイ前 遊ぶ前から、ゲームの概要を聞いただけで、入れると判断するものがありますね。 1 ルール上、たくさんシャッフルすることが前提である スリーブは、カードを守るために付けるものですから、やはり摩耗の一番の原因であるシャッフルを、どのくらいするのか、一番気にします。 ドミニオン、アルナックなど。 2 既に名作である、もしくは名作の予感がする 既にみんな面白いって言ってるな、何回も遊びそうだな、1回だけで終わるとは思えないな、とルールの段階で感じたら、です。 ドミニオン、アルナックなど。 以上の2つの、 両方を満たしていた場合 、遊ぶよりも前、ルールブックをチラ見したくらいで、入れます。そう、ドミニオンとアルナックですね! 片方だけじゃ、まだ入れないですね。1回遊ぶのを待ちます。 判断基準:プレイ後 一度プレイした後で、「これスリーブに入れようねー」と判断するのは、以下の基準を、数字が小さいものほど重視して、判断しています。 1 この後、何度も遊ぶことになるか?(私が気に入ったか?) やはりこれですよ、一番気にするのは。回数多く遊ぶことこそ、一番の消耗理由。 大事だと思ったものを大事にする。根源はそこにあるのだと思います。 面白さは「普通」「そこそこ」だったな、と思ったら、次へ。 「いまいち。。。」って思っちゃったら、以下判断することなく、入れないかも。 2 ゲーム中に頻繁にシャッフルするか? 次はやはりこれ。物理的に一番摩耗する理由。 紙幣の役割であるカードとか、ありますよね。そういう時は入れない。あと、ゲーム開始時に1回しかしないとか。 ワイナリーの四季はこれが最大の理由かな。シャッフルは冒頭に1回する程度。 シャッフルあんまりしないなら、まぁいっか、と思って次へ。 3 このゲームを買い直すことは困難か? 超...