ボドゲのカード、スリーブに入れるの?入れないの?
どっちなんだい??っていう話題を某所で見かけたので。私の考えを軽ーく書いておこうと思いまして。
以下の話は、全部お店に置いてあるものについての話です。といっても、私は持ってるボドゲ全部お店に置いて提供してるから、私蔵してるものは無いですが。
結論から言うと
入れるときも入れないときもある。
買ったときから入れるもの(主にドミニオン)から、一度遊んで入れるor入れないを判断するもの、の2パターンです。
では、どういう基準で、可否を判断しているのか。
判断基準:プレイ前
遊ぶ前から、ゲームの概要を聞いただけで、入れると判断するものがありますね。
1 ルール上、たくさんシャッフルすることが前提である
スリーブは、カードを守るために付けるものですから、やはり摩耗の一番の原因であるシャッフルを、どのくらいするのか、一番気にします。
ドミニオン、アルナックなど。
2 既に名作である、もしくは名作の予感がする
ドミニオン、アルナックなど。
以上の2つの、両方を満たしていた場合、遊ぶよりも前、ルールブックをチラ見したくらいで、入れます。そう、ドミニオンとアルナックですね!
片方だけじゃ、まだ入れないですね。1回遊ぶのを待ちます。
判断基準:プレイ後
一度プレイした後で、「これスリーブに入れようねー」と判断するのは、以下の基準を、数字が小さいものほど重視して、判断しています。
1 この後、何度も遊ぶことになるか?(私が気に入ったか?)
やはりこれですよ、一番気にするのは。回数多く遊ぶことこそ、一番の消耗理由。
大事だと思ったものを大事にする。根源はそこにあるのだと思います。
面白さは「普通」「そこそこ」だったな、と思ったら、次へ。
「いまいち。。。」って思っちゃったら、以下判断することなく、入れないかも。
2 ゲーム中に頻繁にシャッフルするか?
次はやはりこれ。物理的に一番摩耗する理由。
紙幣の役割であるカードとか、ありますよね。そういう時は入れない。あと、ゲーム開始時に1回しかしないとか。
ワイナリーの四季はこれが最大の理由かな。シャッフルは冒頭に1回する程度。
シャッフルあんまりしないなら、まぁいっか、と思って次へ。
3 このゲームを買い直すことは困難か?
他方で、ドミニオンは、一時期絶版したこともありますし、今は潤沢に販売されていても、また無くなることがありそう。
しかも買い直すと、裏面の色合いに差が出てしまいゲームバランスが崩れる。つまり、「買い直す前提だとダメなゲームか?」というのも、ここに含みます。
4 ゲーム中、カードを手札に長く持つか?
あんまりこの基準を持ってる人を見ないような気がします。しかし、私は大事だと思うの。
手に汗をかかない人はいないわけで、汗が自然と染みていきます。長く持つものほど、それはもう。
5 そのカードのサイズに合うスリーブが、簡単に手に入るか?
TCGサイズやユーロサイズなら、最後迷った時に、入れてもいいか、と判断します。ミニサイズは迷う。
他方で、サイズがないものは、入れないな。ディクシットがそれ。頻繁に遊ぶけど、入れてないもの代表。
スリーブだって、タダじゃないですから。
その他
あと、最初は入れたけど、後から抜くことは、たまにあります。スリーブ入れると、遊びづらくなるの、結構ありますから。特にミニサイズ。
え?お店のボドゲ全部入れてるわけじゃないの?
不特定の人に触らせるのに?はい、そうです。気にしません。
他人に触られるのを気にするような人間なら、お店を開業してませんって。
そもそも、スリーブに入れられないもの、特にゲームボードは、基本的にどーしよーもないじゃないですか。カードだけスリーブに入れて、それでボドゲを守ったことになる、とかナンセンスな話です。
あと、1つのゲームの中でも、バラつくことがあります。
例えば、アグリコラの「アクションスペースを示すカード」。職業・小進歩はスリーブに入れます(3時間手に持つから)が、アクションスペースは入れなくてもいいかな、って思います。
しかし現実には入れてます。遊ぶ頻度が高かったからです。
ほか、「スリーブに入れたカードと、入れなかったカードで、ゲーム上の役割が明白に違うことを、準備段階で思い出したい」という特殊な理由で入れないことがあります。スリーブは手段。
本日の結論
結局、ボドゲは消耗品なんです。消耗するものなのです。消耗してこそ、味が出るというものです。味ついてて美味しいです。いえ、味はわからないです、食べたことないので。
なので、スリーブの有無なんて、正直どーでもいいですわねー。
ボードゲームが大好きなら、それでOKです!
とはいえ、ものは丁寧に扱いましょう。・・・物を雑に扱う人は、人の扱いも雑ですよ?(個人差があります)