営業編:天岩庵、マジック・ザ・ギャザリングあるんだけど。
今日は、ボドゲカフェがMagic : the Gathering(マジック・ザ・ギャザリング)を取り扱うとどうなるのか、についてしっかりと書いてみました。
とはいえ、マジックザギャザリングって何?公認店ってなんなの?というところがわからない人の方が多数だと思うので、基本的なことから書いておくべきだな、と思いまして、じっくり書きました。
マジック・ザ・ギャザリングって何?
世界最古のTCG(トレーディングカードゲーム)であり、2023年で30周年となる、とても古い歴史を持つカードゲームです。
ポケモンカードも遊戯王も、起源を辿ればここに至ります。そのぐらいすごいゲーム。なのに、今でもプレイ人口が右肩上がりに増えていると言われています。
数年前、デジタルでも気軽に遊べるように、『MTG アリーナ』というデジタルゲームが出来上がりました。基本プレイ無料で、チュートリアルが終わるとデッキが一気に10個以上もらえます。
アリーナだけでしか実現されていないカードがあったりするので、紙のマジックとデジタルのマジックは、ルールは同じでも別のゲームと言えるかもしれません。
M:tGの公認店とは?
正確には、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト(WotC)公認店。WotC社取扱商品について、公認店しか開催できない特別なイベントを開催したり、そのイベントでは特別なプロモカードを配布できたり、各種製品を通常販売日より先行して販売する権利を得たりします。
費用は、完全に無料。プロモをもらっているのに、会費的なものを払ったことはありません。通常店舗にはランクがあって、通常ストアとプレミアムストアの区別がありますが、当店は通常。一定の成果を収めると、プレミアムになれます。
ちなみに、公認店で遊ぶともらえるプロモパックや製品の中に、上記MTGアリーナでカードがもらえるコードが入っています。公認店で遊ぶと、デジタルのデッキも潤うようになっています。素晴らしい!
最近、マジックだけじゃなく、ダンジョンズ&ドラゴンズ(D&D)についても扱うことができるようになりました。日本での版権?がホビージャパンからWotCに戻ったようなので。Learn-to-Playっていう初心者向けイベントやってます!(おかげでDM初心者になりました)
どうやって加盟するのか。うちの場合だと、WotC営業さんから突然連絡があって、「やりませんか?」と言われたので「やります」と答えたから、公認店になりました。5年近く前の話になります。ちなみに、マジックの経験は、中学生の頃に2年ほど遊んでただけでした。
天岩庵の強み
店主が熱心に遊んでいるので、BYEが無い
BYEって?不戦勝のことです。基本的に1vs1で戦う遊びですから、トーナメントが開催されると参加者が奇数の時に不戦勝が発生します。戦わずに勝てて嬉しい!じゃなくて、1人だけ遊べない時間が1時間くらい発生してしまって悲しいんです。
それを防ぐために、店主が参加するんです。いつでもBYEなく遊べるのは、天岩庵最大の長所と言われています。
他にも、統率者戦という3〜4人で遊ぶフォーマットがありますが、店主もデッキを作って持っているため、2人集まれば遊べるどん!
質のいいテーブルでTCGできる!
TCGショップの片隅で、無料あるいはワンコイン程度で遊べるプレイスペースって、粗末な机にパイプ椅子だったりして、安い代わりに遊びにくい環境なんですよね。隣の人と肩がぶつかったり、狭くて自分のカードを満足に並べられなかったり。
うちは、まずカードショップではなく、遊ぶための空間を提供しています。元々ボードゲームを遊べるようにお店を作りましたから、テーブルと椅子の質にはこだわってます。その分料金はちょいと高いですが、質のいい環境で遊べることは差別化できるポイントです。
そして、すぐ横で美味しい料理や飲み物を提供してくれるんですから、最高じゃないですか?
お客さんの質が良い
いわゆる巷のTCGショップは「プレイ態度が悪い」「臭い」人がいる、ってよく言われます。うちにはそういう常連さんがいません。一見さんにそういう人が来たこともありませんね。
理由は、プレイ料金が割高だから、だろうと思ってます。カードの方に本気でお金を使ってしまって、一緒に遊ぶ人や環境に気を遣えない人って、いると思います。そういう人が、料金が割高なうちには来ないんじゃないかなー?と思っています。
あと、店主の人柄ーーー?w
気になった方は、ぜひ天岩庵まで遊びにいらしてください。詳しくはこちら。
https://tengan-an-boardgame-shinagawa.blogspot.com/p/mtg.html