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景表法勉強会:アナログゲームミュージアム主催に、講師として参加しました(感想

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はい!前回好評につき早速2回目が、2ヶ月弱で開催されました、ゲームに関する法律制度勉強会でございます! 今回は 「不当景品類及び不当表示防止法」、景表法でした。 ボドゲカフェで景品付きの大会をやるとか、お店に来てくれた人にノベルティを配布するって広告するとか、身内会で持ち寄った不要なボドゲをかけたビンゴ大会とか、スタンプラリーに出していい景品の金額はどのくらいかとか、実は何かとご縁がある法律だったりするんですよねぇ。 その一方で、消費者庁HPに記載されているQ&Aページは読みづらくて仕方ない。。まぁ事業者向けのHPってこうなりがちですよねって思ってます。 今回も楽しくノリノリでお話しいたしました。参加者は当初10名くらいでスタートし、最終的には20名くらいいたかと思います。わかる範囲ですが、ボドゲカフェ店長に、ボドゲ作ってる方、イベントの主催者の方もいましたが、半分はおそらく単に興味あるだけの人。今回もお気軽にご参加いただけたようで何より。 「氷鏡さんの話し方が楽しいので、ネタは何であれ次も聴きたくなります!」というご感想もいただき、大変嬉しく思います。ご参加ありがとうございました! 当日会場でお配りしたレジュメをここに置いておきます(今回は!無料記事内で公開しちゃいます) https://drive.google.com/file/d/1MOCpOCtrRvmqkOk4T5YQW9ibxs5BXmB2/view?usp=drive_link 次回は、草場さんがすでに仰っているとおり、11月は「商標法」(これは私の担当ではありません)で、12月に「インボイス制度」(こちらは私が担当します!)で開催するとのことですので、これからもご期待ください。

ボードゲームを主題としたイベントを続けるコツは?

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長い酷暑が終わってやっと秋らしくなった2024年の9月の終わり、からの10月でもまだ30度、なんだか疲れてメランコリーな今日この頃。 物悲しくなったのでブログを更新しようと思いました(謎 天岩庵もボードゲームカフェとして集客目的でいろんなイベントを実行してきましたが、7年やって思ったことが、ボドゲのイベントってほんとに難しいなって。 オープン当初からコロナ流行までは、毎週土日祝に必ず何かしらのイベントを開催してきましたが、それはひとえに天岩庵のコンセプトが 「私が面白いと思ったボドゲをみんなも遊んでくれ〜〜!」 だったから。 コンセプトを体現するためには、イベントでアピールするのが手っ取り早いかつ大事だと思ってたわけです。 さておき。イベントを計画するにあたり、どんなイベントをやろうか?と考えます。切り口はいろいろありますが、今回は「どのボドゲを使って開催するか」という観点でケースを分けて、コツというか、それぞれ長所短所思うところを述べていくとします。 この続きはcodocで購読

風営法勉強会:アナログゲームミュージアム主催に、講師として参加しました(の感想のようなもの)

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前回の記事更新からだいぶ経ってしましましたね。月に1回くらいは書きたいと思ってはいるんですが、なかなかね。。。 今日は、先日(8/21 19:00〜)に、高田馬場ブリッジセンターにて開催されました、 ゲームに関する法律・制度勉強会 第1回『風営法』 に、講師として参加してまいりました。 千葉のボドゲカフェ「おもくろや」さんに撮っていただきました 本会の感想そのものは、AGM会報に寄稿いたしました。将来発行される会報(vol.5かな?)にてぜひお読みくださいませ。 https://analoggamemuseum.booth.pm/ 今回の勉強会には、ボドゲ製作者 (トランプ類似のボドゲを作ってるので気になった模様) 、ボドゲカフェ経営者 (おもくろやさんはなんと千葉から参戦!) 、ボドゲやTCGイベントの主催、風営法制度に詳しい方などもいらっしゃいましたが、半分は普通のボドゲ好きの方っぽく見えました。本当に多種多様な方々にご参加いただけました。 (なんかハードル高いか?とか思ってた方がもしいれば、そんなことは全くなかったよー、とお伝えしたいです) ところで、今回の講演に、行きたかったけど行けなかった方を複数確認しましたし、あるいは関西など地方でも同じようなニーズはあると思います。 私もお役に立ちたい気持ちに溢れているので、同様の会を開催したい方がいましたらご相談くださいませ。旅行ついでに各所訪問して講演いたしますよ。 (謝礼程度はご用意いただきたいですが、それ以上はいただきませんので) この続きはcodocで購読 -----

新しい天岩庵の料金を考えた時に考えていたこと

天岩庵の料金が6月から変わりました、というか変えました。 https://tengan-an-boardgame-shinagawa.blogspot.com/p/blog-page_16.html この料金体系、半年以上もうずっと考えてました。どーしたらいいかなーって。 その過程で、店主たる氷鏡さんが何を考えていたのかを、記事にしておこうかなっと思いまして今これを書いてます。 考えたこといっぱいありすぎるので、とっ散らかった記事になりますが、その点はご了承を。 1:世の中インフレしてるなら 一番はこれ。自分の店の料金もインフレさせないと! 大企業は平均5%賃上げしたらしいですね。じゃあ我々も賃上げ=料金をあげないとダメでしょう。インフレしててボドゲも電気もガスも飲み物も値上がりしてます!!! 2:料金体系にガタが来ていた 数年前から感じてたんですが、最近特に。MtGとボドゲの料金が別々になったことをシステムで吸収したかったんです。 (元々は、ボドゲは1時間500円、MtGは1時間300円。その他、TRPGやテスプなど、うちのボドゲを使わないものはMtG側に揃えてました) しかし、メンタルに悪いケースがひとつ。 例えば。MtG1.5時間、ボドゲ1.5時間で、計3時間遊んだお客さんの場合、どの料金を貰えばいいのか?体系上は明記が無いので、毎回少し考えたのち、大体はMtG1 + ボドゲ2 としていただいていました。(MtG2 + ボドゲ2、等も料金ルール解釈上は可能) 2つに解釈できるということは、スタッフは毎回私に確認しないといけないし、ルールに明記がないから説明も必要だった。ここは解決したかった。 となると、時間あたりの料金は統一することになり、それとは別でボドゲ利用料を取る、という形になった。そうなったら、今の3個550円に落ち着いた。3個なら、何かの拡張込みでも遊べるし、重ゲーの合間に1つ休憩ゲームを挟むこともできるし、この辺りかなと。 ただ、よく計算すると、ボドゲ長時間遊ぶ人の料金は 実は下がってる んですわー(別途ワンドリンクを求めてるけど、それを足してもなお下がってる) なお、「ボドゲ遊んでる時に時間を気にしてほしくない」という想いで作った「遊ぶゲームの標準的な重さごとに料金を分けるシステム」は、MtGのお客さんが増えてきた時点で想いが破綻した。実際、ボド

論考:同人ゲーム製作におけるフォアシュピアクションやゲムマの試遊等での最善の方法について

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テストプレイ会を長く継続している天岩庵の店主として、ボドゲクリエイターの皆さんを観察していて思ったことを少々。 というかこの前フォアシュピ参加レポを書きながら、レポの中身に入れるもんじゃないよなーと思ってメモっておいた部分。を寝かせて膨らませたもの。 サークルのみなさん、フォアシュピアクションで高順位取りたい!って思いませんでした?? フォアシュピアクションとは? 2024年春のフォアシュピールから (試験的に) 始まったもので、元ネタはドイツ・エッセンのエッセンシュピールでやってるやつ。 イベント参加者が、会場で遊んだゲームに対し投票し、平均点とかを計算し定時に貼り出す、というもの。 これを大試遊会であるフォアシュピールで真似てやってみた、というもの。主催側の想いは「展示ゲームが多すぎるが故に、遊べなかったものの中に面白いものがあったかもしれない。当日遊べなかったけど周りが面白いって言ってたゲームを知るきっかけになればいいな。」です! ここで投票を多く高く集めることができたら、本番(ゲムマ)でも注目&購入間違いなし!それに、単純に「面白い!」ってみんなに言ってもらえるのはうれしいよね!! 実際、今回のフォアシュピアクションで1位になったゲームは、私の観測範囲においては意外なものだったようですし、なかなか効果はあったのではないかと。 そこで、今日は「フォアシュピアクションで高順位に入るためにはどうしたらいいか?」について論考してみようと思います(唐突 なぜそんなことを? デザイナーでもない氷鏡が論考するのかって? 無駄では? 違うんです。 これから書くことは、お店でテスプ会を長らく続けていたり、ゲムマを歩いて回ってる中で、結構考えていたことではあるんです。脳内を文章化しておきたいと思ったんです。 今回、それはフォアシュピアクションでも同じことだなって感じまして。まぁ前置きはここまで。論考開始。 まずは、仕組みを理解しよう フォアシュピアクションそのものを観察してみましょう。スタッフ参加はしましたけど、この辺りにはノータッチですので、以下は事実に基づかない推測です。他の投票システムならこうしている、というものを列挙しただけです。 おさらいするまで

フォアシュピール2024春に、スタッフ参加してきました!レポート後編

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事前〜当日の設営までを記した前編はこちら。 まずはこちらを読んでね! https://bgcafe-management-tengan-an.blogspot.com/2024/04/2024.html 今日は参加レポート、後編! おさらい フォアシュピールって何? ゲムマ、回りきれていますか? ゲーム、吟味できてますか? フォアシュピールで事前に遊びまくりましょう! https://vorspiel.info/ このレポートは、今後も(きっと)スタッフ募集があるので、 今回は諦めたけど次は!と考えてる人あたりに向けて、 赤裸々エッセイ風に綴っておくものです。 長文癖のある氷鏡さんですので、なんと前後編に分かれるほどの執筆量になりました。 参加表明〜当日の設営完了までは、前編です。では、当日開場後からを描く後編、すたぁと。 当日の現地での服装 どわーっ!(前半 14:30開場とともに参加者入場&試遊開始! Dエリア(入り口待機列の先頭に近いところ)前半担当の氷鏡さん、誘導に身構えるも「とりあえず奥の方まで見に行ってみます」の方々が多くて若干の空振り。 開始直後は全体的にまだ人数が足りてなくて、空き席があるのに誘導する対象者が会場にいない、という状態だったものの、1時間もしたら話が変わる。全席常時埋まるレベル。 そして、試遊が終わって席が空いたら、すぐに誘導に動く。動いたら数分で席が埋まる。なんということでしょう!すごいなフォアシュピ! ところで。Dグループにはあの大人気サークルさん (どこか気になる方は自分で調べてね) が配置されており、運営としてもある程度の行列が想定されておりましたが、蓋を開ければそんなことは無く。周りを見渡しても列ができていたサークルさんがあったようには見えなかった。 フォアシュピのコンセプト的に、お目当てのサークルに列を作って待つのはマナー違反、というのは周知されてた感じかな? ただし、試遊1回終わったら狙ってた次の人がどんどん座っていく。やっぱり人気でしたわ。 誘導のコツ 会場担当になって参加者を試遊卓に誘導する時のコツは、おそらく1つ。「目を合わせること」。 そもそもフォアシュピに来場する皆さん、インディーゲームで遊ぶことに積極的。なので、目を合わせて手招きしたら、だいたい席まで来てもらえます。特に単騎の方。 例

フォアシュピール2024春に、スタッフ参加してきました!レポート前編

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きっかけは、・・・3月の真ん中ごろ、X(Twi)で見かけた「フォアシュピール2024春のスタッフ募集中!」の 貼り紙  投稿でした。 半年に一度のゲームマーケットに向けて実施される、最大級のボードゲーム試遊イベント 「フォアシュピール」 。前々から存在は知っていて、でも開催が土日で店番があるからって理由でスルーしていたイベント。 なんとなく今回の日程も把握していて、いつも通りスルーかと思っていたところに、スタッフ募集。もう一度日程を確認して、天岩庵はスタッフに任せて大丈夫そうだわね、と思った瞬間「参加しますので詳細プリーズ!」と返答していたのでありまして。 ・・・というわけで、今日はその参加レポートを書きまーす! 今後も(きっと)スタッフ募集があるので、 今回は諦めたけど次は!と考えてる人あたりに向けて、 赤裸々エッセイ風に綴っておきたいと思います。この記事で興味を持ってくれる人がいたら嬉しいな、と。 長文癖のある氷鏡さんですので、なんと前後編に分けてお送りいたします。今回はだいたい無料だよ! まずは、フォアシュピールって何? ゲムマ、回りきれていますか? ゲーム、吟味できてますか? フォアシュピールで事前に遊びまくりましょう! https://vorspiel.info/ というのが売り文句。 「ゲムマでかすぎサークル多すぎ、気になるゲームを全部試すなんて物理的に不可能」 「ゲムマ会場で試遊したら、なんか買わなきゃいけない雰囲気があるからちょっと。。。」 という悩みを解決することを目的とした、素晴らしいイベントです。 事前説明でも(散々)言われたけど、 「試遊は全てを解決する」 をポリシーに、試遊に特化した、試遊しかないイベントです。物販は潔く切り捨て。 参加チケットの価格もお安く、スタッフはボランティア、NPOよろしく完全に非営利な運営です。裏方参加して分かったけど本当に非営利、採算度外視。 (当日参加は不可、事前に電子チケットを購入する必要がありますので注意) これにスタッフとして参加したい場合、コアメンバーである「翔さん」や「PRAさん」のX(Twi)で連絡を取るといいと思います。次の募集は、きっと秋ゲムマの