投稿

風営法勉強会:アナログゲームミュージアム主催に、講師として参加しました(の感想のようなもの)

イメージ
前回の記事更新からだいぶ経ってしましましたね。月に1回くらいは書きたいと思ってはいるんですが、なかなかね。。。 今日は、先日(8/21 19:00〜)に、高田馬場ブリッジセンターにて開催されました、 ゲームに関する法律・制度勉強会 第1回『風営法』 に、講師として参加してまいりました。 千葉のボドゲカフェ「おもくろや」さんに撮っていただきました 本会の感想そのものは、AGM会報に寄稿いたしました。将来発行される会報(vol.5かな?)にてぜひお読みくださいませ。 https://analoggamemuseum.booth.pm/ 今回の勉強会には、ボドゲ製作者 (トランプ類似のボドゲを作ってるので気になった模様) 、ボドゲカフェ経営者 (おもくろやさんはなんと千葉から参戦!) 、ボドゲやTCGイベントの主催、風営法制度に詳しい方などもいらっしゃいましたが、半分は普通のボドゲ好きの方っぽく見えました。本当に多種多様な方々にご参加いただけました。 (なんかハードル高いか?とか思ってた方がもしいれば、そんなことは全くなかったよー、とお伝えしたいです) ところで、今回の講演に、行きたかったけど行けなかった方を複数確認しましたし、あるいは関西など地方でも同じようなニーズはあると思います。 私もお役に立ちたい気持ちに溢れているので、同様の会を開催したい方がいましたらご相談くださいませ。旅行ついでに各所訪問して講演いたしますよ。 (謝礼程度はご用意いただきたいですが、それ以上はいただきませんので) この続きはcodocで購読 -----

新しい天岩庵の料金を考えた時に考えていたこと

天岩庵の料金が6月から変わりました、というか変えました。 https://tengan-an-boardgame-shinagawa.blogspot.com/p/blog-page_16.html この料金体系、半年以上もうずっと考えてました。どーしたらいいかなーって。 その過程で、店主たる氷鏡さんが何を考えていたのかを、記事にしておこうかなっと思いまして今これを書いてます。 考えたこといっぱいありすぎるので、とっ散らかった記事になりますが、その点はご了承を。 1:世の中インフレしてるなら 一番はこれ。自分の店の料金もインフレさせないと! 大企業は平均5%賃上げしたらしいですね。じゃあ我々も賃上げ=料金をあげないとダメでしょう。インフレしててボドゲも電気もガスも飲み物も値上がりしてます!!! 2:料金体系にガタが来ていた 数年前から感じてたんですが、最近特に。MtGとボドゲの料金が別々になったことをシステムで吸収したかったんです。 (元々は、ボドゲは1時間500円、MtGは1時間300円。その他、TRPGやテスプなど、うちのボドゲを使わないものはMtG側に揃えてました) しかし、メンタルに悪いケースがひとつ。 例えば。MtG1.5時間、ボドゲ1.5時間で、計3時間遊んだお客さんの場合、どの料金を貰えばいいのか?体系上は明記が無いので、毎回少し考えたのち、大体はMtG1 + ボドゲ2 としていただいていました。(MtG2 + ボドゲ2、等も料金ルール解釈上は可能) 2つに解釈できるということは、スタッフは毎回私に確認しないといけないし、ルールに明記がないから説明も必要だった。ここは解決したかった。 となると、時間あたりの料金は統一することになり、それとは別でボドゲ利用料を取る、という形になった。そうなったら、今の3個550円に落ち着いた。3個なら、何かの拡張込みでも遊べるし、重ゲーの合間に1つ休憩ゲームを挟むこともできるし、この辺りかなと。 ただ、よく計算すると、ボドゲ長時間遊ぶ人の料金は 実は下がってる んですわー(別途ワンドリンクを求めてるけど、それを足してもなお下がってる) なお、「ボドゲ遊んでる時に時間を気にしてほしくない」という想いで作った「遊ぶゲームの標準的な重さごとに料金を分けるシステム」は、MtGのお客さんが増えてきた時点で想いが破綻した。実際、ボド

論考:同人ゲーム製作におけるフォアシュピアクションやゲムマの試遊等での最善の方法について

イメージ
テストプレイ会を長く継続している天岩庵の店主として、ボドゲクリエイターの皆さんを観察していて思ったことを少々。 というかこの前フォアシュピ参加レポを書きながら、レポの中身に入れるもんじゃないよなーと思ってメモっておいた部分。を寝かせて膨らませたもの。 サークルのみなさん、フォアシュピアクションで高順位取りたい!って思いませんでした?? フォアシュピアクションとは? 2024年春のフォアシュピールから (試験的に) 始まったもので、元ネタはドイツ・エッセンのエッセンシュピールでやってるやつ。 イベント参加者が、会場で遊んだゲームに対し投票し、平均点とかを計算し定時に貼り出す、というもの。 これを大試遊会であるフォアシュピールで真似てやってみた、というもの。主催側の想いは「展示ゲームが多すぎるが故に、遊べなかったものの中に面白いものがあったかもしれない。当日遊べなかったけど周りが面白いって言ってたゲームを知るきっかけになればいいな。」です! ここで投票を多く高く集めることができたら、本番(ゲムマ)でも注目&購入間違いなし!それに、単純に「面白い!」ってみんなに言ってもらえるのはうれしいよね!! 実際、今回のフォアシュピアクションで1位になったゲームは、私の観測範囲においては意外なものだったようですし、なかなか効果はあったのではないかと。 そこで、今日は「フォアシュピアクションで高順位に入るためにはどうしたらいいか?」について論考してみようと思います(唐突 なぜそんなことを? デザイナーでもない氷鏡が論考するのかって? 無駄では? 違うんです。 これから書くことは、お店でテスプ会を長らく続けていたり、ゲムマを歩いて回ってる中で、結構考えていたことではあるんです。脳内を文章化しておきたいと思ったんです。 今回、それはフォアシュピアクションでも同じことだなって感じまして。まぁ前置きはここまで。論考開始。 まずは、仕組みを理解しよう フォアシュピアクションそのものを観察してみましょう。スタッフ参加はしましたけど、この辺りにはノータッチですので、以下は事実に基づかない推測です。他の投票システムならこうしている、というものを列挙しただけです。 おさらいするまで

フォアシュピール2024春に、スタッフ参加してきました!レポート後編

イメージ
事前〜当日の設営までを記した前編はこちら。 まずはこちらを読んでね! https://bgcafe-management-tengan-an.blogspot.com/2024/04/2024.html 今日は参加レポート、後編! おさらい フォアシュピールって何? ゲムマ、回りきれていますか? ゲーム、吟味できてますか? フォアシュピールで事前に遊びまくりましょう! https://vorspiel.info/ このレポートは、今後も(きっと)スタッフ募集があるので、 今回は諦めたけど次は!と考えてる人あたりに向けて、 赤裸々エッセイ風に綴っておくものです。 長文癖のある氷鏡さんですので、なんと前後編に分かれるほどの執筆量になりました。 参加表明〜当日の設営完了までは、前編です。では、当日開場後からを描く後編、すたぁと。 当日の現地での服装 どわーっ!(前半 14:30開場とともに参加者入場&試遊開始! Dエリア(入り口待機列の先頭に近いところ)前半担当の氷鏡さん、誘導に身構えるも「とりあえず奥の方まで見に行ってみます」の方々が多くて若干の空振り。 開始直後は全体的にまだ人数が足りてなくて、空き席があるのに誘導する対象者が会場にいない、という状態だったものの、1時間もしたら話が変わる。全席常時埋まるレベル。 そして、試遊が終わって席が空いたら、すぐに誘導に動く。動いたら数分で席が埋まる。なんということでしょう!すごいなフォアシュピ! ところで。Dグループにはあの大人気サークルさん (どこか気になる方は自分で調べてね) が配置されており、運営としてもある程度の行列が想定されておりましたが、蓋を開ければそんなことは無く。周りを見渡しても列ができていたサークルさんがあったようには見えなかった。 フォアシュピのコンセプト的に、お目当てのサークルに列を作って待つのはマナー違反、というのは周知されてた感じかな? ただし、試遊1回終わったら狙ってた次の人がどんどん座っていく。やっぱり人気でしたわ。 誘導のコツ 会場担当になって参加者を試遊卓に誘導する時のコツは、おそらく1つ。「目を合わせること」。 そもそもフォアシュピに来場する皆さん、インディーゲームで遊ぶことに積極的。なので、目を合わせて手招きしたら、だいたい席まで来てもらえます。特に単騎の方。 例

フォアシュピール2024春に、スタッフ参加してきました!レポート前編

イメージ
きっかけは、・・・3月の真ん中ごろ、X(Twi)で見かけた「フォアシュピール2024春のスタッフ募集中!」の 貼り紙  投稿でした。 半年に一度のゲームマーケットに向けて実施される、最大級のボードゲーム試遊イベント 「フォアシュピール」 。前々から存在は知っていて、でも開催が土日で店番があるからって理由でスルーしていたイベント。 なんとなく今回の日程も把握していて、いつも通りスルーかと思っていたところに、スタッフ募集。もう一度日程を確認して、天岩庵はスタッフに任せて大丈夫そうだわね、と思った瞬間「参加しますので詳細プリーズ!」と返答していたのでありまして。 ・・・というわけで、今日はその参加レポートを書きまーす! 今後も(きっと)スタッフ募集があるので、 今回は諦めたけど次は!と考えてる人あたりに向けて、 赤裸々エッセイ風に綴っておきたいと思います。この記事で興味を持ってくれる人がいたら嬉しいな、と。 長文癖のある氷鏡さんですので、なんと前後編に分けてお送りいたします。今回はだいたい無料だよ! まずは、フォアシュピールって何? ゲムマ、回りきれていますか? ゲーム、吟味できてますか? フォアシュピールで事前に遊びまくりましょう! https://vorspiel.info/ というのが売り文句。 「ゲムマでかすぎサークル多すぎ、気になるゲームを全部試すなんて物理的に不可能」 「ゲムマ会場で試遊したら、なんか買わなきゃいけない雰囲気があるからちょっと。。。」 という悩みを解決することを目的とした、素晴らしいイベントです。 事前説明でも(散々)言われたけど、 「試遊は全てを解決する」 をポリシーに、試遊に特化した、試遊しかないイベントです。物販は潔く切り捨て。 参加チケットの価格もお安く、スタッフはボランティア、NPOよろしく完全に非営利な運営です。裏方参加して分かったけど本当に非営利、採算度外視。 (当日参加は不可、事前に電子チケットを購入する必要がありますので注意) これにスタッフとして参加したい場合、コアメンバーである「翔さん」や「PRAさん」のX(Twi)で連絡を取るといいと思います。次の募集は、きっと秋ゲムマの

TCGでお金をかけるべきものがカードだけだと思っていないか!?

最近、「一番面白いボードゲームは?」と聞かれたら、「マジックザギャザリングです!」と答える氷鏡さんです(半分ジョークだが、半分は本気。一番のめり込んでいる趣味だと思う MtG、ほかTCGは楽しい!カードにこだわり、高額カードを集め、強いデッキを組み、勝ちにこだわる。それは楽しいことだ。 だがしかし、TCGはカードとプレイ技術があれば勝てるわけではない。そのことを忘れてはいないだろうか?というのが今日のお題。 早速始めましょう。 ひとつ。相手が必要 お友達は売ってません!買えません! 自分一人だけでは壁打ち、一人まわししかできないので、勝てません。 相手にお金をかけるってどういうこと?一言で言えば 「相手を不快にさせないように自分を磨く」 ってことだと思います。 衣服の清潔感、体臭、マナーや言葉遣い、カード(自分のも、相手のも)を丁寧に扱う、などなど。 ひとつ。場所が必要 相手がいても、遊べる場所がないと勝てない。誰かの家とか、プレイスペースとか、場所は様々。しかしどれも誰かが管理してくれているから遊べる! 騒ぎすぎたり、禁止なのに金銭トレードするなど、下手なことするとTCG禁止になったりもありえます。 せっかく買った高額カードを、床に置いて遊ぶとか許せます???よくある「カドショのプレイスペース」って、テーブルも椅子も狭いし通路もよくぶつかるし、盗難被害も聞いたりするし、そんなところで高額カード持っていって安心できますか??? 最近は、天岩庵みたいに、ボードゲームスペースなのにTCGできるところがあったりするので、そういうところに遊びにいってお金を落とすこともできます。 ひとつ。自分自身が必要 これ忘れがちだけどとても重要。遊ぶのは誰ですか、そう、自分です! プレイヤーは健康でなくては勝てない!風邪ひいて遊びに行けるわけがないのはわかりやすいですが、年齢を重ねると足腰が弱って遊びにいけなくなるとか。そういうこともあります。 日頃から健康的な食生活を。カードに全力でお給料突っ込んでカップ麺ばかりとか、若いうちだけですよそれできるの。。。足腰鍛えておくのも大事。 どれかひとつでも欠けると遊べない。ので、カード以外にも「きちんとお金をかけて」ほしいなって。逆にカードにしかお金をかけない大人って、みなさんどう思いますか?っていう話。

麻雀・ダーツ・ビリヤード・ボウリングって、なんかずるいよね、って話(愚痴)

先週から空いた時間で青色申告と確定申告の準備を開始して、そろそろ終わろうとしている氷鏡さんです。こんばんは。 元会計系エンジニアなので簿記のルールはしっかり理解していて、IT屋だからクラウドとか自動化とか駆使して帳簿を作成する環境をバッチリ整えてあるので、実作業は1人日くらいあればできます。 この先マイナンバーに保険料控除の情報とかが積み上がったら、もっと早く作業できるかな?とか思ってます。 久しぶりの更新は、ちょっとした愚痴。 麻雀・ダーツ・ビリヤード・ボウリングetc...といったゲームって、店員がルールを説明せずとも、お客さんがルールを知っていて、勝手にインストしてくれるんだよなぁ。 あるいは事前に自分でルールを(多少は)覚えてから来店。しかも、ルールやマナーを知らないことを「すみません」って謝っちゃうくらいの環境が出来上がってる。 ルール覚えたいです!っていう初心者さんは、お店ではなくまず友人にお願いしてる気がする。 他方でボドゲカフェは、店員が説明しないと遊べないゲームが9割で、スタッフが専門家でないとお店の営業が務まらないっていうのは、でかい差だよなぁ。 ボードゲームの中にも、お客さんが説明できる(=その場で説明書を読んで遊べる)くらいに簡単なものは多いし、実際インストしてくれるお客さんもいるけど、体感として半数以上は毎回何かしらインストしてる。 私個人は、ボードゲームおすすめしたいお気持ちはた〜くさん溜めてるので、ウキウキとインストします。でも時間がかかるのは事実だし、インストできなかったら営業すらできない、っていうね。 それだけです。